AGEをためない生活習慣

AGEが溜まると老化だけではなく、健康にも影響が出てくる事は以前もお話をしましたが

今回はAGEを溜めない生活習慣のお話をします。

AGEを溜めない方法

以下の質問にあなたはいくつ当てはまりますか

運動していますか?
野菜を先に食べていますか?
睡眠時間は十分ですか?
腹八分目を心がけていますか?
甘いものを控えていますか?
野菜を多く取っていますか?
休肝日がありますか?
ストレスをためないよう心がけていますか?
油ものは控えていますか?

 

 

これらは全て AGE 終末糖化産物を少なくする生活習慣です。
これらを意識して生活をしているだけでAGEを溜めにくくしてくれます。

30代・40代の人が危ない

350名のデータの分析で表されたのが AGE を一番貯めるものとしては
喫煙でした60代の方で喫煙者と非喫煙者を比較すると
その年齢差が二十歳以上もの開きがありました。
タバコを吸わないことで体内年齢が20年も若くなります。

30代40代の個人差が激しいことがわかりました。

20代までは代謝が良く個人差が出にくいようです。
30代になると生活習慣による差が出てきます。
加えて仕事が忙しくなり不摂生になることも多いようです。

30代、40代の方は特に AGE の溜まり過ぎにご注意ください。

 

血糖値「150」を超えると悪い?

食事をすると血糖値が上昇します。
そして、血中の余った頭に作られるのが AGE (終末糖化産物)です。

空腹時の血糖値は健常者では70から100mg/dlです。
食事をする際、インスリンというホルモンがブレーキの役割を持ち、
150mg/dlあたりで抑えます。
しかし、食べ過ぎたり、インスリンの働きが弱かっりすると
150mg/dlの壁を越えてしまいます。この時、体内で AGE が作られるのです。

 

加齢に伴い血糖値を下げる能力落ちてきます。
この能力を調べる検査が「経口ブドウ糖負荷試験」(GTT)です。

*糖負荷試験・・・糖尿病であるかどうかを最終的に診断する検査

ブドウ糖を与えて意図的に血糖値を上げ、2時間後の血糖値を測定します。
この時、 140mg/dl未満であれば正常です。141から199mg/dlであれば境界型糖尿病。
200mg/dl以上であれば糖尿病になります。
150 mg/dl を超えると AGE(終末糖化産物)が溜まりやすくなります。

つまり、糖尿病になると、 AGE の蓄積は加速してしまいます。

血糖値が下がらない

若い頃はすぐに下がった血糖値が、下がらなくなってくるのはなぜでしょうか?

食事をすると血糖値が上がりますが、インスリンの働きで徐々に下がっていきます。
血糖値が下がらない人には、大きく分けて2種類があります。

一つはインスリンが分泌されないから血糖値が下がらない人。

もう一つはインスリンが分泌されていても血糖値が下がらない人です。

インスリン量は十分なのに糖が下がらない状態をインスリン抵抗性が高い状態と言います。

*インスリン抵抗性・・・肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態のこと

肥満が原因であることが多く、欧米では糖尿病患者の多くがインスリン抵抗性を持ちます。
日本人はインスリンが分泌しないことから糖尿病になることが多いようです。
なので、日本人は肥満でなくても、糖尿病になる方が多いのです。

血糖値が高い状態になると AGA (終末糖化産物)が溜まっていきます。
欧米人は肥満により AGE の蓄積が加速するのですが、
すが、日本人は肥満でなくても AGA が溜まりやすくなります。

日本人はAGE体質

日本人は遺伝子にインスリンの分泌量が少ないようです。
つまり遺伝子に AGE( 終末糖化産物)を溜めやすい体質なのです。
健康的な生活をしていても AGE が高い方は体質が原因かもしれません。
そういう方は、より一層生活習慣に気を配る必要があります。

倹約家がAGEを溜める

なぜ日本人が AG がたまりやすいのでしょうか?
それは日本人は倹約遺伝子という遺伝子が原因です。

倹約遺伝子とはエネルギーを節約する遺伝子であり、基礎代謝を低くさせ、太りやすくします。

飢餓に陥った 場合には有利ですが、逆に飽食になると、生活習慣病を引き起こしやすくなります。
貯蔵と流通が昔から発達していた欧米では、民族として深刻な飢餓を経験していません。
それよりもベストなどの伝染病で人口を減らすことが多かったのです。

飢餓の時に食料が少なくても血糖値を上げ活動できる個体が生き残るやすくなります。
何世代にわたり飢餓を経験した部族では倹約遺伝子を持つ人が増えています。
倹約遺伝子は AGEを増やし糖尿病のリスクを高めます。

倹約遺伝子を持っている全ての人が糖尿病になるわけではありません。
アメリカ先住民のピマ族も倹約遺伝子を持っています。
しかしかつて ピマ族の人々の中に糖尿病患者はいませんでした。

彼らの言葉にも糖尿病に値する単語がありません。

生活が西欧化し高カロリーの食事を取り、運動不足になると糖尿病患者が増えていきます。
ピーク時には人口の50%が糖尿病を患っていました。

倹約遺伝子は環境により病気を引き起こすのです。

腎機能とAGE

糖尿病や肝機能障害の方は AGE スキャナーで測定すると高めの数値が出ます。
AGEは肝臓から排泄されるため腎不全になると3倍も AGEが溜まりやすくなります。

腎臓に溜まったAGEは炎症を起こし腎機能をより低下させます。

腎臓の機能が低下してきているので、腎臓をいたわるための食事が必要です。
なので栄養指導を受けます。
しかし、一般的な栄養指導では AGEのことに触れません。
もっと 病院もAGEのことを知ってもらいたいものです。

『牛』はAGE の象徴

食べた後すぐに寝ると牛になるといいますが、 AGA をためない生活にも当てはまります。
食後一時間に血糖値は最も上がるため、食後に動かないでいると高血糖の状態が続いて
AGEが溜まりやすくなるのです。

食後30分頃から運動すると血糖値の上昇が穏やかになります 。
ウォーキング程度の軽い運動がおすすめでが、片付けや洗い物をするのも良いです。

適度な運動じゃないとAGEが溜まる

アスリートは定期的にハードなエクササイズをしています。
健康に良さそうですが、あまりにハードな運動は逆に身体の負担になるというデーターもあります。

過激な運動中は興奮状態になるため、アドレナリンなどのホルモンが分泌されて
血糖値が高くなります。
また、酸素をたくさん使い酸化ストレスを生じさせ、動脈硬化を進展させます。
実際にハードな運動を定期的にしている人はAGEが高い傾向にありました。

何事も、ほどほどが大事ですね。

まとめ

日本人は倹約遺伝子を持っているので健康な人でも
AGEが溜まりやすい体質です。

意識して食事の順番や喫煙を控え、適度な運動をして
AGEを溜めない工夫を心がけましょう。

 

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