風邪やインフルエンザが流行する時期や花粉の季には
皆さんはどのような対策をしていますか?

簡単に出来る対策として
「マスク」をしますよね。

そんなマスクの正しい使い方や、
使用上の注意点についてはご存知ですか?
製薬会社の調査によると、正しいマスクの付け方をできていない人は
73%にものぼったそうです。

誰もが手軽に簡単に使用できるマスク。
今更と思うかもしれませんが。。。

誤った使用方法をしている場合、
感染予防や拡散予防をの効果が低くなってしまいます。
そこで今回は、
改めて、正しいマスクの使い方や
注意点をご紹介させていただきます!

マスクの役割や効果

マスクでウイルスや細菌を
完全にシャットダウンすることができるか、
というと、そうで無い事は知っているかと思います。

マスクにもよりますが、ウイルスや細菌は
基本的にマスクのフィルターよりも小さく、
どうしてもフィルターの網目を通りぬけてしまうのです。

マスクのリスクもありますがメリットもあります。

マスクのメリット

◆喉の保湿、保温効果があるので、
侵入したウイルスや細菌の力を弱め、増殖を防ぐことができる。

◆ウイルス、細菌の付いた手で口や鼻に触れて感染する
接触感染を防止できる。

◆(自分が感染している場合は)
感染拡大を最小限に留めることができる。

◆他人が咳やくしゃみをした時に近くにいた場合、
ウイルスや細菌の混じった飛沫(ひまつ)が
粘膜に直接触れる※ のをある程度防ぐことができる

※飛沫感染…咳やくしゃみなどで飛び散った細菌やウイルスが
口や鼻などの粘膜に触れて感染すること。

空気感染を完全に防ぐことはできませんが、
自分や他人の感染リスクを低下させたり、
入ってきたウイルスや細菌の活動を抑制する効果があるのです!

マスクの正しい付け方

マスクをつける前には手を清潔に

まず、手を清潔に保ちましょう。
ウィルス対策を行うマスクを扱う手が汚染されていたら、意味がないですからね。

マスクの上下・裏表の違いを知っていますか?

マスクを正しく機能させるためにはこの“向き”が大事です。

誤った向きでマスクを使用した場合、
顔とマスクの間に隙間ができて
マスクの隙間からウィルスが侵入してしまうからです。

ドラッグストア―やコンビニでも購入できる
プリーツタイプのマスクについて解説いたします!

 

 

●プリーツタイプの向き
プリーツタイプは、その名の通り
プリーツ(ひだ)が付いているため、
顔のサイズに合わせやすいのが特徴。

では、正しい向きはというと、

上下⇒針金が入っているのが「上」
(鼻に当てる部分)

表裏⇒プリーツのひだが下向きになるのが「表」

肌とマスクの間に隙間ができないよう
耳にマスクのひもをかけた後は、
まず針金を鼻の形にフィットさせて密着させましょう。

また、プリーツの溝が上向きなるように付けてしまうと、
そこにウイルスやゴミが溜まって逆効果になってしまいます。

4. マスクを付けます
1. ゴム紐を広げ、プリーツを上下に伸ばし、マスクを完全に広げます。
2. 顔にあてて、針金部分を鼻の形にぴったり合わせます。
そのまま顎まですっぽり隠れるように、下まで伸ばします。
3. 顔にフィットさせながら、耳に紐をかけます。

その他のマスク

●「立体型(不織布製・立体裁断してあり、顔の周りにフィットしやすい形状)」
●「カップ型(不織布製・鼻と口を覆うドーム型。立体型よりさらに密着性が高い)」
●「平型(ガーゼ製の平べったい形のもの)」

立体型やカップ型は顔への密着性が高い

立体型マスク
立体型やカップ型は顔への密着性が高く、感染症予防の効果が高いのが特徴。
その分、値段もお高めです。
シーンや目的に合わせて使い分けをするのも良いですね。

ガーゼマスクは効果が薄い?!

ガーゼマスク
また、平型のガーゼのマスクはフィルターとしての機能が低めで、
感染症予防の効果は低めなのだとか。
肌荒れで不織布が痒くなってしまい、綿の素材を選びたいときや、
家にいて喉の乾燥を予防したいときなどに使うのが良いようです。

やってしまいがちなNG行動

意外と見落としがちなのが、
マスク着用中の使い方についてです。

着用しているマスクを顎にかける
一旦マスクを顎へかけてしまうと、アゴ部分に付着していた
飛散物がマスクの内側についてしまう恐れがあります。

マスクから鼻が出ている
鼻からウィルスが侵入してしまいます。感染予防、拡散予防のためには、
しっかり鼻部分まで覆うようにマスクを着用しましょう。

針金部分がしっかりフィットしていない
鼻まわりの隙間からウィルスなどが侵入してしまう。

着用中にマスクのフィルターを触る
着用中にマスクのフィルターを触る癖のある方は要注意です。
マスクについたウィルスを手で触ってしまう可能性が。

ゴム紐がゆるい
耳のつっぱり感が気になって、緩めの紐を選んでいませんか?
そうすると顔周りの隙間ができてしまい、菌の侵入につながります。

外し方にも注意が必要

使用後のマスクにはウィルスの付着が考えられますね。
マスクを外す時はフィルターを触らないように、ゴム紐を持ってゆっくり外します。
外したあとは、フタ付きのゴミ箱や、ビニール袋に入れ口を縛るなどして廃棄します。
その後すぐに手を洗いましょう。

マスクの選び方

マスクと肌の間に隙間ができるとウイルスやゴミが侵入して
本来の予防効果が得にくくなる場合があります。

大きすぎず、小さすぎず、
自分の顔のサイズに合ったもの、
もしくはプリーツタイプのような
マスク側でフィット感を調整できるものを選ぶと効果的です。

耳ひもをかけて痛く感じる時は
掛ける前に少しひもを引っ張って伸ばしておくと、
使用感が良くなる場合がありますよ。

また、フィルターの素材も様々ありますが、
平成28年11月9日時点で厚生労働省が推奨しているのは、
不織布(ふしょくふ)※のマスクです。

※繊維を織るのではなく、科学的に接合した布のこと

空気中のウイルス、細菌を
完全にシャットダウンすることは できませんが、
ガーゼ素材に比べると網目が小さく、
比較的侵入を防ぐ効果は高いと言えます。

マスクに関する意識・実態調査

< 調査結果のポイント >

① マスクの使用と感染症予防への意識
感染症に対する予防意識が高い人は“85%”
② マスクを正しく使用できているか?
感染症に対する予防意識が高い反面、“73%”の人はマスクを
正しく使用できていない
-マスクの誤った使い方としては
「ウイルスが付着したマスクのフィルターを触ってしまっている人」が43%、
「マスクを外した後、手洗いできていない人」が54%
③ 同じマスクをどのくらい使っている?
取り換え頻度は1日1回が最多
一方、17%の人(6人に1人)が“2日以上同じマスクを使用”
④ マスクの着脱回数と、着脱時のマスクの扱い方
同じマスクを使用中に、マスクの着脱回数は“平均8.2回”

エーザイ株式会社より

いままでのご自身のマスクの付け方を見直すきっかけになったかもしれませんね。
正しいしいマスクの付け方をしてしっかりウィルス対策や花粉対策をしたいですね。