健康的な生活を送るためにも
「食事」は大事です。
私たちの身体は
食事をすることで、身体に必要な栄養を摂取しています。

そのため、料理に使う食材や食品は
品質や安全性の高い物を使いたいですよね。

食材や食品の品質・安全性を
守るための基準になるのが
「賞味期限」と「消費期限」です。

「賞味期限」と「消費期限」の違いを知って
健康を守り、冷蔵庫や保存している食品の表示を確かめて
残り物を増やさない工夫をして無駄をなくしましょう。

賞味期限と消費期限の違いと意味

食品を購入すると、
賞味期限と消費期限のどちらかが
表示されています。

この2つは、野菜や果物などの
生鮮食品の一部を除いて、
肉や魚、加工食品などに表示が
義務付けられています。

では、賞味期限と消費期限には
それぞれどんな違いと意味が
あるのでしょうか。

賞味期限
「品質が変化せず
美味しく食べられる期限」

消費期限
「安全に食べられる期限」

ただし、どちらも未開封の状態で、
記載されている保存方法を守っていることを
前提として表記された期限です。

また、どちらも
「食品を安全に、美味しく食べられる期限」を
表していますが、保存状態が悪いと期限前に傷んでしまう…
ということもありますので、保存には注意が必要です。

賞味期限は、期限を過ぎてもにおい・色・味などに異常がなければ
食べることができますが、一度開封した食品は期間に関係なく
早めに食べるようにしましょう。

正しい保存方法

保存の表示でよく見かける中に、
「常温保存」や「冷暗所保存」が
ありますね。

「常温って実際何℃ぐらい?」など、
意外と曖昧でよくわからないという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

■常温保存

常温は15~25℃とされています。
さらに、常温保存のポイントは、
室温ではなく、保管場所が
「15~25℃の
常温が保てる場所であること」
そして
「直射日光が当たらない」
「風通しが良い」
ということが大切です。
買ったときのビニール袋に入れたまま…
ということは避けましょう。

■冷暗所保存

冷暗所とは、
常温(15~25℃)よりも低く、
一定の温度が保てる暗い場所と
されており、1~15℃が目安です。
場所としては普段は暗く、
温度も最適な
冷蔵庫の「野菜室」などが
おすすめです。

食品ごとの判断の目安

ゆで卵よりも生卵のままの方が長持ちします。
卵に表示されている賞味期限はサルモネラ菌の増殖が
起こらない期間=生食が可能な期間として、季節(温度)によって
期間を変えて設定されています。ですので、賞味期限後であっても、
生で食べずに加熱調理を行えば問題のない可能性が高いです
(ただし、調理した卵はすぐに食べましょう)。
ただし、殻にひび割れのある卵は殻の中で細菌が繁殖している可能性があるので、
食べないようにしましょう。
調理した卵はすぐに食べるか、冷凍保存するようにしましょう。

●「卵の保存温度と日数」によると、生食できる期限は次のようになります。

「卵の保存温度と日数:夏期(7~9月)採卵後16日以内、
春秋期(4~6月、10~11月)採卵後25日以内、
冬期(12月~3月)採卵後57日以内 出典・参考:日卵協
出典・参考:日卵協

牛 乳

以下のような場合は変質していますので、飲めません。

見た目:分離したり、ブツブツができている
におい:ふだんと違うにおいがする
味:酸味や苦味がある
鍋で沸騰たとき:ボソボソに固まったり、分離する
※牛乳には、賞味期限のものと消費期限のものがあります。
出典・参考:日本酪農乳業協会

バター

賞味期限は、開封前は冷蔵で約6ヵ月、開封後は2週間程度が目安となって
います。
バターは冷凍保存もできるため、開封前で約1年の保存が可能になります。
出典・参考:社団法人中央酪農会議

冷凍食品

冷凍食品は腐敗することは稀ですが、冷凍やけにより品質が劣化することがあります。
1年前後を目安に使い切るようにしましょう。
参考:日本冷凍食品協会

カップめん・インスタント・めん

インスタントめん、カップめんの賞味期限は半年程度に設定されています。湿気の少ない冷暗所に保存することがポイントです。
品質の劣化した揚げ麺は油の酸化(油やけ)が進み、以下の様な変化が現れる場合があります。該当する場合は食べるのをやめましょう。

袋やカップなどのパッケージが膨らんでいる
油のやけたような臭いがする
※油やけした揚げ麺を食べると食中毒の心配もあるので注意が必要です。
参考:(社)日本即席食品工業協会

缶 詰

缶詰はその製造過程で密閉後に加熱殺菌を行っているため、
製造から3年間常温で保存することが出来ます。賞味期限を過ぎても、
保管中に微生物が侵入しない限り、10年でも腐ることなく長期保存できますが、
品質(味)は劣化します。
一方、高温多湿な場所での長期保存は安全性を損なう可能性があります。
長期保存を経た缶詰を食べる前には、以下をチェック、
これらに該当するものは食べるのをやめましょう。

缶が錆びついていないか
缶のふたが膨らんでいないか
缶のふたを指で押すとぺこぺこへこまないか
出典・参考:日本缶詰協会

食品だけじゃない!薬の使用期限

食品などのほかに、意外と忘れがちなのが「薬」の使用期限。

ドラッグストアなどで簡単に購入できる「一般用薬品」には、賞味期限などと同様に、
使用期限がパッケージに表示されています。

一般用薬品では、未開封の状態で高温多湿と日光を避けて保管している場合の目安となります。

高温多湿は意外と定義が曖昧ですが、一般的には温度が25℃以上、
湿度は60%以上の状態を指すことが多いようです。

薬はいつの間にか使用期限が切れていた!ということもよくありますので、定期的に確認して、
使用期限が過ぎていないかチェックしてみてくださいね。

期限の切れた薬は飲んでも大丈夫?

期限の切れた薬は「効き目が悪い」とか「1年過ぎているものでも効いた」
というような声もあります。

プラスチック包装の錠剤やカプセル剤をいれたPTP包装などは
湿気や酸素を通さない加工をしているので、薬の劣化を防いでくれます。
アルミ包装の薬も光を防いでくれています。
このような状態の薬であれば多少期限が切れてから飲んでも健康上の問題は出にくいようです。

本当は怖い期限切れの薬

粉薬や錠剤は空気中の湿気を吸っていまうと
ビタミン2は光によって分解し、効果が無くなってしまう成分もあります。

ビタミン2 https://sawada-hiroko.com/dzgc

医師や薬剤師が利用しているマニュアルに記載されている例ですが

テトラサイクリン系は抗生物質が分解してできる成分によって
肝臓にとって毒となり病気を引きおこす可能性があります。

ドラッグストア―なのでも購入できる
アスピリン系の痛み止めでも期限切れの薬で胃腸障害を引き起こす可能性も。

期限が切れた薬の効果と危険性は分からないので期限の切れた薬は破棄しましょう。
百害あって一利なしですから。

 

薬の正しい保管場所

光・温度・湿度に気を付けましょう。
薬箱や買ったときの箱に入れて直射日光を避ける。
錠剤やカプセルは室温保存 1℃~30℃

湿気を含むとカビの原因にもなるので
乾燥材などを入れて湿気から薬を守るようにしましょう。

期限内の薬でも、あまりに悪い環境に置かれてしまうと劣化してしまいます。
光・温度・湿度に気をつけ、冷暗所に保管するようにしましょう。
もちろん、特別に保管条件が決められている薬は、しっかり守って保管してくださいね。

期限内であれば安心、期限を過ぎたものは危険。

まとめ

いかがでしたか?
賞味期限と消費期限は目にする機会が多いものの、
なんとなくしか知らなかった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この2つの期限と、保存方法を理解していれば、
安全で健康的な生活と、節約にも繋がります。

お買い物のときや、薬を購入した時は
期限や保存方法など意識してみてくださいね。